新築一戸建を建てるための土地探しの注意点!公簿取引の場合、最低限境界の復旧が必要!
よく目にする「公簿取引」とは

物件探しをする時、物件資料に公簿という記載があります。
深く考えたことがないという方もいるかもしれません。
不動産の購入の際、とても重要な話になります。
★「公簿面積」とは登記簿上の面積のことです。
つまり、登記簿上の面積での「不動産取引」になります。
登記簿に表記されている面積は、平成初期くらいまでは精度の低い測量をおこなっている ためかなりいいかげんなあてにならない面積になっていることがございます。 その場合、仮測量がされているかどうかも確認しないといけません。
その面積つまり公簿面積で「不動産の取引」を行うことが関西エリアでは一般的です。
関西エリアでは、公簿取引が一般的です。
いくつかポイントをあげていきます。
更地の物件は建築条件付きの物件が一般的で業者が古家付き土地を買い取って解体して商品化しているため、割高な物件になってしまっています。

更地や古家付き土地を探しつくしてもなかなか見つからない時、中古戸建でも探してみましょう!
確率は低いですが、ひょっとしたらということもあるかもしれません。
基本的に、家を売却する時、愛着が強すぎる売主様は、プロからみると建物には価値がなく土地として売却した方が合理的と判断する場合でも、中古戸建として売り出してほしいという要望を受けることが稀にあります。
ねらい目は中古戸建です。
中古戸建を解体して更地にした時のイメージができると探しやすくなります。
そもそも、更地になっている物件は、建築条件が付いており、割高になっています。古家の付いている土地は、中古戸建として販売されていることも多くございます。かなり古い築年数の物件が中古戸建として売り出されているのを見たことがあるかと思います。その理由はプロが判断した場合、更地にして土地として売り出した方が売りやすいと思っていたとしても、やはり、売主様が家に愛着があるため、中古戸建として売りに出してほしいというケースも多々あるということです。そのため、土地を探すとき、中古戸建もみていきましょう。
土地(古家付き)を購入する時の必要最低限おさえるポイント
昔の測量のレベルと今の測量のレベルは違います。
古い測量図の場合、今のレベルの測量をすると誤差が生じます!
この誤差が大きいと、ローンに影響しますので、注意が必要です。
①土地の測量図自体が存在していない為、新たに測量をすると、費用が余計にかかるため、売主が測量をしたがらないケース。余計なお金をかけたくない。筆界確認までするとなると結構費用がかかります。境界鋲の復元までしてもらうのが理想です。
②土地の境界石・境界鋲などが、確認できない又はなく所有者もよくわかっていない。
相続で売却に出している場合、両親がなくなってしまっていて、まったくわからないケースもございます。
境界関係のトラブルにならないよう境界の確認は大切です。境界のはっきりしていない物件はさけましょう。
③隣地の土地所有者などと、境界関係の話でこじれていてはっきりしていないケース
ご自身の大切な資産ですので、必ず追求して一定の解決を見た上で 契約なり引き渡しなりを受ける必要がございます。
境界関係のトラブルにならないよう境界の確認は大切です。境界のはっきりしていない物件はさけましょう。
●面積に誤差が生じるということは、検討していた間取りが入らないということも考えられます。

面積の誤差は、金融機関によって許容できるレベルが違います。許容できないレベルの場合、その金融機関での取り扱いができません。
最低限仮測量は必要です。仮測量の座標がない状態で、間取りを検討するのは難しいです。
関連記事:新築一戸建の土地を選ぶ時、失敗しないために最低限確認すべきこと 越境で住宅ローン否決!?
土地を購入する時の最も注意すべき点
接道義務を知らずに新築一戸建てを探すのは危険!
都市計画区域内ある敷地に建物を建築する場合、その敷地は建築基準法上の道路に原則として2m以上接していなければなりません。これを 接道義務と言います。
接道していないと再建築ができません。
ただし、特定行政庁が建築審査会の同意を得て許可した場合や、各都道府県条例にて別途定められているものがある場合がありますので、それらの点にも注意が必要です。
関連記事:新築一戸建を購入!セットバックとは?私道って大丈夫?道路が2項道路とは
関連記事:新築一戸建てを購入する時、値段で飛びつくと後悔する可能性のある土地のまとめ
【接道のイメージ】


REAL BANK
未来の価値ある住文化を創造する
アーバン・サイエンス株式会社
〒564ー0063
大阪府吹田市江坂町1丁目16番10号 メゾン江坂102
TEL 06-6155-4980
E-mail:info@realinfobank.com
【当社HP】
https://www.realinfobank.com/

お気軽にお問合せ下さい。
