新築建売大手ファースト住建㈱ ファーストタウンの特徴と性能とは?
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家探しをしているとき、割安な新築建売に出会ったら、分譲会社を確認すると飯田グループの物件であったという経験があるかもしれません。全国でのシェア率が高いため、出会う確率も高く、スーモ等のポータルサイトの露出も多いため目にとまることが多いかもしれません。スーモ等のポータルサイトでよく目に付く理由は、飯田グループのビジネスモデルが、販売の営業マンをかかえず、仲介会社に販売をまかせており、他の新築建売業者と違って、どの仲介会社にも広告制限をかけずにオープンにしていることが多いため、多数の仲介会社が同じ物件を掲載していることにあります。ファースト住建は、飯田グループではありませんが、ビジネスモデルは同じです。ファースト住建は、ファーストタウンというブランド名で建売事業を展開しています。 また、今回は、パワービルダーであるファースト住建について不動産業界歴20年以上のプロが解説していきます。
ファースト住建㈱の特徴と性能とは
ファースト住建は、飯田グループの中には入っていません。網戸は、標準装備されています。
ファースト住建は飯田グループではありません。ビジネスモデルは飯田グループと同じでスケールメリットを生かして事業を展開しています。 1999年飯田住建工業株式会社として創業、 2001年に飯田住建工業株式会社からファースト住建株式会社に変更、2013年東京証券取引所市場第一部に上場、2023年に東京証券取引所 スタンダード市場に移行しています。
近畿圏を中心に、戸建がメインで2001年にはマンション分譲事業にも参入しており、建売分譲事業では関西エリアではかなりのシェアをとっています。
最近では、中国・九州・東海・関東地方にも広げて事業を展開しています。 また、マンションの買取再販までしています。
飯田グループHDには参加していませんが、現在、東証1部(東京証券取引所 スタンダード市場に移行)に上場するファースト住建は1999年に旧飯田建設工業加古川支店(兵庫県)がのれん分けの形で独立した会社です。
飯田グループには入っていませんが、飯田グループHD傘下の中核企業である一建設で、グループの創業者・故飯田一男氏が1967年に設立した飯田建設工業(2004年に一建設に変更)が原点で、そこから枝分かれした会社です。
元々、ファースト住建は、飯田グループから枝分かれした会社ですが、2013年に6社(リーブルガーデン:一建設(株)・ハートフルタウン:(株)飯田産業・ブルーミングガーデン:(株)東栄住宅・グラファーレ:タクトホーム(株)・クレイドルガーデン:(株)アーネストワン・リナージュ:アイディホーム(株)が経営統合しましたが、ファースト住建は、その中には入りませんでした。もともと飯田グループから枝分かれしているので、ビジネスモデルは同じです。関西エリアで、存在感があります。
飯田グループの特徴には、在庫の見切りの早さ・価格改定の早さがありますが、ファースト住建は、どちらかというと、飯田グループと比較すると、価格改定のスピードはかなり遅く、値段交渉にも渋い傾向があります。
また、大手の飯田グループと同じビジネスモデルで経営の合理化のため、販売については、営業をもたず、仲介会社にまかせる仕組みを取り入れています。だからどの仲介会社から購入するかで、諸費用の総額は、全く違ってきます。
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地番調査の上、必要なら地盤改良
調査した結果、地耐力に対して基準に満たない場合は地盤改良工事を行います。
補強方法は地耐力に見合った形で実施しております。
ファースト住建は、安心のベタ基礎施工
基礎工事はとても大事な工事になり基礎がしっかりしてなければどんな高性能な住宅も意味がありません。当社では法令の検査はもちろん工事監督によるチェック、専門係員によるチェックを行っております。安心のベタ基礎施工です。
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ファースト住建は安心の構造金物を使用
安心の構造金物
住宅には耐力壁と呼ばれる地震や風の力に耐える壁が存在します。それぞれに対して金物を用いて緊結します。またそれら壁に対し引き抜き力に抵抗する金物も取り付けております。
ファースト住建は、次世代省エネルギー等級4の家
玄関にはスマートコントロールキーを搭載
玄関ドアには、スマートコントロールキーを搭載。コロナ以降、建築コストの上昇で、コスト削減のためスマートキーの採用を取りやめている会社が多くなっていますが、ファースト住建では、2024年現在、標準装備でスマートキーを付けています。
タグキー・カードキーをハンドルに近づけるだけで施解錠できる使いやすさがあります。
スマートフォンのアプリで鍵の設定や登録ができ、スマホでの鍵の開け閉めも可能です。
・非常用収納鍵を標準搭載
・閉め出し不具合を軽減
・ICチップの壊れにくい構造
・音声ガイドで分かりやすい操作性
・メンテナンス時期や電池切れを音声でお知らせ
また、キーは、防犯対策のため優れた耐ピッキング性能を持つディンプルキーを採用しています。
また、1つめの鍵が不正に開けられても、50秒以内にもうひとつの鍵を開けてドアを開けなければ、ピッキング防止機能が働き、上下2つの鍵が再ロックされ、不正解錠を防止できる仕組みになっています。
LOW-Eペアガラス標準装備
ファースト住建の窓は、断熱性能と結露防止性能を高めるために、樹脂とアルミの複合窓になっています。
ファースト住建は、安心の10年保証
ファースト住建では、10年保証を担保するために、まもりすまい保険に加入しています。
新築住宅のお引越しから10年間、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分に瑕疵(欠陥)が発見された場合、住宅事業者は無料で補修しなければいけません。10年保証の補修費用等はまもりすまい保険がサポートしています。
保険の対象となる部分に瑕疵(欠陥)が生じた場合に、万が一住宅事業者が倒産していたとしても、購入者は、住宅保証機構から直接、保険金の支払いを受けられるメリットがあります。
ファースト住建は、安心の壁量1.3倍
建築基準法では地震力や風圧力に対して、建物が倒壊しにくいように筋かいなどを設けた壁の必要量が定められています。ファースト住建では、建築基準法で定められた壁量の1.3倍を確保しています。
かなり前の話で、2007年の話ですが、ファースト住建の木造2階建てで32棟壁量不足があることを公表し、その後2008年には、追加で、529棟の壁量不足があることを発表しました。平成19年には、引き渡しが完了している5680棟を自主点検しています。
そもそも、ファースト住建の壁量不足は、木造2階建ての建築確認時にチェックされていない仕組みに問題があり、ファースト住建以外の全国の木造住宅にも可能性があるということです。
現在は、建築確認時にチェックが入るようになり、設計が原因の壁量不足物件はなくなっています。
ファースト住建の壁量不足物件については無償で補修工事をしています。
この壁量不足問題は、営業マンの中では、有名な話です。
問題発覚後、しばらくは、ファースト住建の現場担当者が契約時、壁量不足の話を必ず説明していました。
ファースト住建の外壁
ファースト住建の外壁は、雨の汚れを浮かして洗い流すクリーニング機能付きサイディングを採用しています。
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ファースト住建のようなパワービルダーは企画に特化している
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パワービルダーの特徴として、経営の効率化を図るため、建売の企画の経営資源を特化しています。そのため、物件を売るための販売・営業マンをかかえていないため、販売を仲介会社に任せています。そのため、飯田グループの新築一戸建てを購入する時は、仲介会社から購入することになります。ファースト住建は飯田グループではありませんが、飯田グループと同じビジネスモデルで事業を展開しているパワービルダーです。
だから、どの仲介会社から購入するかで、購入のための諸費用が、大きく違います。諸費用を現金で出す方が、低金利で購入できるので、諸費用はできるだけ削減して諸費用をなんとか現金でだすのがお得です。諸費用をお得に購入できる仲介会社を選びましょう。
ファースト住建は値段交渉にシビアな傾向がある
ファースト住建は、飯田グループではありませんが、ビジネスモデルは、飯田グループと同じビジネスモデルで事業を展開しています。大手なので、値段交渉はしやすいと思っている方もいるかもしれませんが、考え方は中小の業者に近い感覚を持っています。そのため、値段改定はしますが、飯田グループと比較するとかなり遅く、値段改定した直後では、値段交渉はまず通りません。
どちらかというと飯田グループより地域に密着し、設定した販売価格の精度に自信があるように思えます。
決算期が10月なので、10月決済が可能であれば、値段が下がったばかりや売出したばかりでも十分に可能性があるので、交渉してみる価値はあります。
宅配ボックスが付いている現場がある
ファースト住建は、最近宅配ボックスが標準で付いている現場があります。価格帯としては、建売住宅としては比較的高めの3千万円後半から売出されている現場でついています。2000万円台、3000万円台半ばくらいの価格帯の物件にはついていません。
飯田グループではついていません。
ファースト住建の施工例
キッチン施工例
開放感あるキッチン・ダイニング
おしゃれな換気扇
収納たっぷりのクローゼット
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