大手ハウスメーカーの性能と同じくらいで、3割安いアイ工務店とは?この値段でこの設備・仕様なら注文住宅もあり?

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大手ハウスメーカーの性能と同じくらいで、3割安いアイ工務店とは?この値段でこの設備・仕様なら注文住宅もあり?

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土地を探しても、建物代が高いと土地にかけれる予算が小さくなり土地を見つけるのが大変です。予算的に厳しい場合、大手ハウスメーカーで、注文住宅をしようとすると、建物代で3000万円くらいが必要なので、予算的に、土地のランクを落とさないといけません。不動産は資産価値においては、立地がなによりも重要です。それだったら、資産価値を考えると立地のいい建売住宅の方が、資産の目減りは確実に少なくなります。建売では満足できない場合、妥協点を追求するためには、クオリティが維持され、建物代が割安に建築できるバランスが求められます。住宅性能と値段のバランスを得意とするアイ工務店について解説します。

価格の位置づけはミドルコストメーカーになります。ミドルコストメーカーのイメージは、1千万台後半から、2千万円前半の建築コストです。

ざっくりと、予算が5000万円の場合、仮に建築コストが2000万円の場合、3000万円くらいまでの土地を探す感じになります。

  1. アイ工務店の特徴とおすすめポイント
  2. アイ工務店の高気密・高断熱、耐震性能おすすめポイント
    1. 高気密・高断熱、耐震性能はどこもそれなりにいい
  3. 断熱材に硬質ウレタンフォームを使っていて高気密・高断熱【ZEH仕様】
    1. 吹き付け断熱 ZEH仕様
    2. 樹脂サッシ アルゴンガス+Low-E複層ガラス
    3. 業界トップレベルの気密施工 C値0.5cm2/m2仕様(大阪)
    4. 省令準耐火構造
  4. 強い耐力面材を使ったり制震ダンパーを使い耐震×制震システム
  5. 便利なIoT住宅 スマホで家の家電とつながる
  6. シーリングレス外壁でメインテナンスコストに差
  7. 屋根の遮熱・防水処理にこだわっている
  8. ベタ基礎が標準でシロアリ対策にもなる
  9. 第1種換気 24時間換気システム 全熱タイプの熱交換型
  10. アイ工務店の坪単価は50〜60万円
  11. アイ工務店の主な商品ラインナップ
  12. アイ工務店のメリット
    1. 低コストで設計の自由度が高い!1ミリ単位の自由設計
    2. 経験値の高い営業マンが接客対応
  13. アイ工務店のデメリット
    1. アフターサポートは平均的
      1. 品確法で定められた範囲外の保証の確認
    2. 空調システムは高級ハウスメーカーに劣る
  14. アイ工務店がおすすめな人の特徴
    1. できるだけローコストで自由設計の家を建てたい人
    2. ローコストと住宅性能のどちらにもこだわりたい人
  15. アイ工務店は新しくコスパに優れたハウスメーカー
  16. アイ工務店の会社概要は
  17. まとめ

アイ工務店の特徴とおすすめポイント

大手のメーカーと設備・仕様を見比べても見劣りしないのに、トータルコスト的に3割くらい安い!

建物予算は、付帯工事・外構工事も含めて、2000万円~2200万円くらいです。

コストダウンの方法

・ハウスメーカーから引き抜かれた優秀な人材で1人何役もしている

・自社独自の特殊な工法で建てていないため研究開発費がかからない

アイ工務店の大きな特徴

標準仕様のレベルがトップレベル

アイ工務店という名前をご存じの方は少ないかもしれません。設立10年くらいの会社ですが、11期目で売上高は680億円くらいの規模になります。受注棟数は、4139棟にまで到達しています。いかにハイスピードで、増収増益で業績を上げているのは、よくわかりますが、その牽引力はなにか?

それは、やはり、商品力と値段のバランスに優れているところが大きいと思います。ローコストメーカーでは、満足できない客層だけでなく、大手ハウスメーカーで予算的にコスト削減できて、納得いくクオリティを求めている客層にアプローチしています。営業の方に、よく競合するハウスメーカーを聞いてみると偏りはなく様々なハウスメーカーと競合しています。

予算的に、大手ハウスメーカーには届かないが、それに匹敵する設備・仕様を求めている方にとっては、ぴったりのハウスメーカーといえます。また、ローコストメーカーで検討していたが、もう少し予算を伸ばして、設備・仕様のレベルを上げたいというニーズにもぴったりとはまるハウスメーカーです。

住宅の性能のポイントは、外気の影響を受けないことにあります。

大手のメーカーと設備・仕様を見比べても見劣りしないのに、トータルコスト的に3割くらい安い印象があります。これが、競争力の源になっていると考えています。とにかく標準仕様のレベルが高い!

特徴としては、 注文住宅では、設備・仕様、耐震性、耐火性能、高気密・高断熱性、アフターサービスはアイ工務店のアピールポイントではありますが、設備・仕様、耐震性、耐火性能・ 高気密・高断熱性・アフターサービスはどこのハウスメーカーも重視しているポイントなので、アイ工務店だからココがスゴイという物はありませんが、このクオリティで、この値段で出しているということが、アピールポイントとなります。

アイ工務店は、地盤・基礎は、ベタ基礎施工にはじまり、耐震性能を向上させる接合金物、剛床構造、5倍耐力壁の採用など、様々な手法で耐震性能を高め、住宅性能表示制度の耐震等級で最高ランク耐震等級3長期優良住宅に対応しています。

木の持つ強さや優しさを生かし、工場で機密加工によるプレカットを行い、乾燥した状態を長く保つ事で、経年変化を抑え長期間の強度維持を実現した高強度・高耐久なJAS認定の無垢材・集成材を採用しています。

また、発泡ウレタン断熱や次世代の省エネ仕様、セントラル換気システムなど快適に暮らす為の性能も兼ね揃えた長期優良住宅を超える品質が特徴です。高気密・高断熱を標準装備にした最新の省エネルギー基準に適合しています。

1000万円台から1mm単位で自由設計が可能なのもアイ工務店の大きな特徴の1つです。

そして、アフターサポートも万全の体制が整えられています。

アイ工務店のコスト削減の方法とは

まず1つ目が人材活用の仕方にあります。無駄な人件費をかかえていないのが強みとなっています。大手ハウスメーカーからの引き抜きや経験豊富な人材が1人何役もこなすことにより大きなコストダウンになっています。

2つ目が、特殊な工法ではなく在来工法をベースにして耐震性を高めています。自社で特殊な工法を開発したり、すべて内製化しようとすると、研究・開発費が多額にかかってきます。研究開発費も、値段にのせられます。薬だとわかりやすいと思いますが、原価だけで言うと薬は、本当に安いです。なぜ高い金額になるかというと、研究開発費をのせて回収しているからです。

アイ工務店の戦略と全く真逆の戦略をとっているのが、一条工務店です。キッチンなどの住宅設備も自社開発しており、80%自社開発の建材で、家を建てています。

アイ工務店の高気密・高断熱、耐震性能おすすめポイント

アイ工務店の特徴としては、長期優良住宅は標準仕様として、建材同士の接合に金物接合を用いた耐震性能の高さ・15分以上の燃焼に耐える石膏ボードを使った耐火性能・耐力壁を使うことによる耐震性と間取りの自由度の両立・安全性と性能が高い発泡ウレタンによる断熱などが挙げられます。

高気密・高断熱、耐震性能はどこもそれなりにいい

どのメーカーでも「高気密・高断熱、耐震性能は高い」という言葉を聞くかと思いますが、 様々の住宅メーカーの展示場へ行くと、それぞれ独自の方法での 気密・高断熱、耐震性能の家づくりについての説明を受けることになります。

どのハウスメーカーでも、高気密・高断熱、耐震性能が良いのは当たり前で、自分たちにとって、予算・性能・デザイン等のバランスを考えながら、決断しなければいけません。

どのハウスメーカーの営業もアピール合戦で、みればみるほどわけがわからなくなっていきます。

当社は、メーカーはこんな断熱材を使っているから・・

当社はこんな方法で耐震性をとっているからこれだけ耐震性能に自信がある・・

考えれば考えるほど、どれが一番良いのかわけがわからなくなります。

建物の予算が余裕があり、設備・仕様に明確な希望があればその部分を重視で検討すれば、決断しやすいですが、漠然と耐震性能がいい方がいいとか、漠然と高気密・高断熱がいいとかくらいの動機だと、ベストな答えを導き出すのは難しいことになります。

そもそも家探しの一番の重要なポイントは、予算であり、支払いが問題がないかが一番最優先されるべきところです。

予算に余裕のある方は別として、注文住宅で建てる時、予算的に大きく3つにわかれます。

まずは、ローコストメーカー、その次にローコストと大手ハウスメーカーの中間くらいの予算ミドルコストメーカー、そして最後に大手ハウスメーカーです。

アイ工務店は予算的には、ローコストメーカーと大手ハウスメーカーの中間くらいの予算で建てることができます。それを踏まえた上で、下記で、設備・仕様や性能について解説していきます。

また、住宅の設備・仕様・耐震性能と予算バランスに加えて、様々な空間提案をおこなっているのが、特徴です。パンフレットの中には、代表的な空間提案がされており、ハーフ吹き抜けのリビング・ダイニングや、ハーフ吹き抜け&足下窓付きのキッズルーム、階段下空間を活用した半地下収納、ハーフ吹き抜けを生かした2階のスキップ収納、居室内に小屋裏2階ロフト等があります。

空間をうまく利用することにより、部屋を広く見せたりすることが可能になります。

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断熱材に硬質ウレタンフォームを使っていて高気密・高断熱【ZEH仕様】

アイ工務店HPより

屋根裏に透湿・遮熱シート、屋根・壁などに吹付発泡による硬質ウレタンフォーム断熱を吹き付け、床下に高密度断熱材を敷き詰め、外気温に影響されにくく、従来より少ない光熱費で冷暖房が利用できる、高気密・高断熱仕様を標準で採用しています。また、一般的な木造住宅において熱ロスの多くを占めるといわれる窓には、高性能断熱サッシ+複層Low-Eガラス(アルゴンガス入り)を標準で採用しています。断熱効果だけでなく紫外線を約76%カットや防露・防音にも高い効果を発揮します。また部屋と部屋の温度差(ヒートショック)の緩和もメリットの一つです。

吹き付け断熱 ZEH仕様

アイ工務店HPより

アイ工務店では、従来のグラスウールに比べて隙間ができにくい上、断熱性能が高く、長期間安定した性能を発揮し、シックハウス症候群等の原因物質も含まない、しかも従来のフロンガス等ではなく「水」を使って発泡させるなど、高性能で身体にも環境にも優しい「硬質ウレタンフォームによる断熱」を標準採用しています。
また、隙間なく断熱材が行き届くことにより、屋外の騒音や屋内から外への音漏れ、上下階の生活音の抑制など、高い吸音性能も発揮します。

ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、ゼロエネルギーハウスのことです。

ZEHゼッチ(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

※太陽光発電・蓄電システムはオプションとなります。

樹脂サッシ アルゴンガス+Low-E複層ガラス

家の60%~70%は窓から熱が逃げて入ります。

家の断熱をしっかりするためには、窓(サッシ)の性能は重要です。

サッシの室内側には熱を伝えにくい樹脂を使っています。樹脂という素材は熱を通しにくい性質があります。オプションで対応しているメーカーも多い中、標準装備されています。

2枚のガラスの間に特殊な金属膜と中空構造を持つ複層Low-Eガラスで、ガラスの間にアルゴンガスを注入しています。 アルゴンガスは、熱を伝えにくい性質があります。

業界トップレベルの気密施工 C値0.5cm2/m2仕様(大阪)

快適に過ごすためには、UA値とC値(断熱性能と気密性能) が重要です。

大手建売会社のHP等によく書かれている『断熱等級4(最高等級)』はH25省エネ基準を満たしていれば名乗る事ができます。”最高等級”とはありますが、レベルは高くはありません。

快適に暮らすために確保しておきたいUA値はZEH基準を満たす数値です。建てる地域により数値は異なりますが大阪の該当する地域であれば ZEH基準 は、UA値0.6以下が目安です。

高気密・高断熱の目安は、 UA値=0.46W/㎡K以下、 C値=0.5c㎡/㎡ 以下です。

快適に、過ごせる住宅性能の高い住宅とは、夏は涼しく、冬は暖かい住宅です。高気密・高断熱は重要です。

アイ工務店では、UA値は、0.48~0.6が目安で、

C値は、0.27くらいでていた家もあるそうです。

あとは、間取り次第だそうです。

省令準耐火構造

屋内の壁・天井には、火災時に水蒸気を発散させ、約15分以上の耐火性能がある石膏ボードなどの準不燃材を開いて被覆し採用。また、屋外は隣家の火災からの延焼を約30分以上耐える不燃材料に認定された外壁材や、不燃材料に認定された屋根材を採用。地震や台風だけでなく、火災にも強い住まいを実現しています。

省令準耐火構造は、火災に強いだけでなく、火災保険が、かなり安くなります。約半額くらいになります。

建売住宅は、 省令準耐火構造にはなっていません。


吹抜プランは火や煙のまわりを早めます。プラン作成の場合、省令準耐火構造に適合しているかの確認が必要です。

強い耐力面材を使ったり制震ダンパーを使い耐震×制震システム

アイ工務店HPより

従来の木造軸組工法では柱や梁の接合部分が弱く、地震時の揺れによる力で接合部分の離脱や欠損による損壊が多く見られていました。アイ工務店では、柱と梁の接合部分に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を施し、耐力壁を合わせることで、強固な構造を形成しています。

木造軸組工法をベースに、耐力壁で、耐震性能を高める工法です。

アイ工務店HPより

最高ランクの「5倍耐力壁」

耐震性能の向上には、筋交い(すじかい)などの耐力壁を用いて構造躯体の強度を高めるのが一般的な工法ですが、アイ工務店では、国土交通省認定の中で最高ランクの壁倍率5倍に認定された「5倍耐力壁」をバランスよく配置。この「5倍耐力壁」により、高い耐震性能を実現するとともに、強度を損なわず柱を減らした構造躯体による設計の自由度向上を実現しており、間取りの変更なども容易に行える設計を可能にしています。

剛床構造


アイ工務店では、28mm厚の構造用パネルと梁を接合して一体化した「剛床構造」を採用しています。
地震や台風などの横から加わる力(水平荷重)を分散させる強固な構造を実現しました。アイ工務店の「剛床構造」はまた、床の強さを表す指標「床倍率」でも最高ランクの3を獲得し、従来工法の床と比べて約3倍の強度を確保しています。これにより、耐震性能はもちろんのこと、台風などにも強い、安心・安全な住まいづくりを実現しています。

制震ダンパー

耐震の堅さは繰り返す揺れに弱いという耐震の弱点を補うのが制震システムです。
制振ダンパー揺れの衝撃を吸収し、堅く頑丈な構造を変形させず守り続け耐震性を維持するための仕組みです。

木造軸組工法をベースに耐震性を高めているので、制震ダンパーがついていると価値があると思います。2×4や2×6工法だと制震ダンパーをつける意味があまりないと思います。

便利なIoT住宅 スマホで家の家電とつながる

【IoT住宅】おうちのIoTポータルアプリ「アイ住マイル」でできること | アイ工務店

IoT(アイオーティー)の正式名称は「Internet of Thing」です。直訳すると「モノのインターネット」という意味になり、例えば家電のような「モノ」自体をインターネットに繋げより便利に活用することを意味します。

外出先からでもスマートフォンのアプリからTVやエアコン、電動シャッター、給湯器の操作等々が簡単にできるようになります。

部屋の家電を一元管理できるので、AIスピーカーとの連動で、声で家電の操作が可能です。

シーリングレス外壁でメインテナンスコストに差

30年経っても変色しないニチハのFu-geプレミアムが採用されており、最長30年保証となります。目地が目立ちにくくメインテナンス頻度が少なくて済みます。

アイ工務店が使用するプレセットタイルパネルは、下地となるサイディングにタイルを張ることで生まれたオリジナルの外装材です。タイル張りの高級感はそのままに、省施工、高品質を実現しています。使用するタイルは、耐候性、耐久性、耐衝撃性に優れ、親水機能もあるため、色褪せや汚れがほとんどありません。メンテナンスコストを大幅に削減できることも大きなメリットです。

屋根の遮熱・防水処理にこだわっている

屋根は瓦が標準となっています。遮熱性が高く、耐震性を考慮して、軽く強い瓦が採用されています。瓦が標準なので、屋根のメインテナンスはかかりにくいです。

夏は日差しにより、屋根・屋根直下の天井は高温状態となり、日没後も室内への熱放射が続き、エアコン等が効きにくい原因になります。また、冬は暖房で暖めた空気が冷やされるなど、屋根裏の対策は非常に重要になってきます。アイ工務店では、アルミを特殊技術で蒸着させた特殊シートで輻射熱(赤外線)を約85%反射して屋根裏を遮熱する、「透湿・遮熱シート」を採用。室内の温度が外気温に左右されにくい、快適な住まいを実現します。また、「アスファルトルーフィング」の施工で防水対策も万全です。

ベタ基礎が標準でシロアリ対策にもなる

ベタ基礎は、湿気・シロアリ対策に有効です。基礎の立ち上がり幅は、170ミリで他社と比較しても厚い方です。

基礎工事には「布基礎」と「ベタ基礎」がありますが、アイ工務店では「ベタ基礎」を標準仕様で採用しています。「布基礎」に比べ、地震に強い基礎となります。地震時の揺れによる変形に耐える強固な基礎を実現し、建物を足元からしっかり支えます。さらに、基礎の下に防湿防蟻シートを敷き詰める二重の防湿・防蟻対策により、湿気や白蟻を防いで住まいの耐久性をアップしました(一般的な殺虫剤の土壌散布を行いません)。環境や人に優しく、しかも効果的な工法で耐震性と耐久性を実現しています。

第1種換気 24時間換気システム 全熱タイプの熱交換型

吸気も排気も機械で管理します。第1種換気が標準です。

外気と内気の温度を近づけ換気を行う、熱交換型による24時間セントラル換気システムを採用しています。
温度差が少ないため、空調ロスも少なく、効率的に室内の空気を清潔に保ちます。 快適な温度で家中の空気を新鮮に保ちます。

熱交換率75%です。

高額なハウスメーカーでも第1種換気がオプションで、自然換気の第3種換気が標準の場合も多いです。

アイ工務店の坪単価は50〜60万円

ハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価は意識する方は多いと思います。

アイ工務店の坪単価は約50〜60万円相当で、大手ハウスメーカーである三井ホームや積水ハウスなどと比べると、3割くらい安価に作れます。住宅性能についてはひけを取らないレベルだと思います。

ローコストハウスメーカーには、コスト面では勝てませんが、ローコストメーカーのクオリティでは納得できない住宅性能もそこそここだわりたいお客様にとっては、非常に魅力的なハウスメーカーです。

競合比較になるローコストメーカー、ミドルコストメーカー

アイフルホーム/アキュラホーム/タマホーム/ヤマト住建/泉北ホーム等

大手ハウスメーカーとも競合になりますが、 数十社近く比較検討を行って、家の性能、値段、設備のバランスが決め手ででアイ工務店に決めているパターンが多そうです。

アイ工務店公式HPはこちら

アイ工務店の主な商品ラインナップ

住宅性能・設備は同じハウスメーカーでも商品によって異なります。

アイ工務店でも複数の商品を取り扱っていますが、Wis(ウィズ)は、塗り壁や無垢床、アイアン、タイルなどの風合いを楽しむ暮らしを提案します。Ees(イエス)では、住宅性能評価7項目で最高等級相当の性能を備える高品質な住まいを検討しやすい適正価格で提供します。プランや仕様を統一してパッケージ化した規格住宅であるPraie(プライエ)や工法・構造からプラン、デザインまで住む人の希望に即した高級住宅びHILLUS(ヒルズ)とでは性能・設備が異なります。

Ees(イエス)/Wis(ウィズ)/AILITH(アイリス)/Praie(プライエ)

住宅性能の中でも特に意識しておかないといけないのが、気密性能と断熱性能です。気密・断熱性能は住んでからの満足度に大きく関わってきます。この性能が低いとせっかく建てたマイホームでも満足度が低くなりがちです。

9割くらいの方が、Ees(イエス)を選んでいるそうです。Eesは、モダンなデザインですが、デザインの自由度が高いため、同じEesを選んでいてもかなり違う家に仕上がります。Wisは、洋風なデザインです。

断熱性能に関しては等級4などと書かれている事が多いですが、等級4は最高レベルですが、実際はたいしたことがないので等級よりもUA値で確認をした方が良いです。気密性能に関してはC値で確認が必要です。

リクシル リシェルSI リクシルHPより

リクシルのグレードの高いリシェルSiが標準仕様となります。(I型)

アイ工務店のメリット

低コストで設計の自由度が高い!1ミリ単位の自由設計

アイ工務店の最も大きなメリットとしては、コストの低さと間取りの自由度が挙げられます。

アイ工務店は経験を積んだ人材を引き抜いて採用することが多く、人件費のコストカットなどによって住宅価格を大幅に下げています。

限られたご予算・敷地面積で、お客様の多彩なご要望にお応えするため、アイ工務店では設計基準寸法を、91cm、45.5cm、22.75cm単位で設計する「尺モジュール」と、100cm、50cm、25cm単位で設計する「メーターモジュール」2通りを利用することができます。
また、リビングやダイニング・各部屋・収納等の内部空間においては、お客様のご要望に1mm単位の自由設計で細やかに対応が可能となっています。

「5倍耐力壁」により、高い耐震性能を実現するとともに、強度を損なわず柱を減らした構造躯体による設計の自由度向上を実現しており、間取りの変更なども容易に行える設計を可能にしています。

そのため他社で耐震性とデザイン・間取りの両立ができなかった人などは、アイ工務店は、魅力的な選択肢です。

経験値の高い営業マンが接客対応

アイ工務店の営業マンは、引き抜かれた中途採用が中心なので、一定の接客対応レベルが保たれています。

アイ工務店は他のハウスメーカーで実績と経験のある人材を多く引き抜いて採用しており、1人2役以上できる経験に裏打ちされた確かな知識などが高く評価されています。ローンのアドバイス等を含めて有益なアドバイスが期待できます。

アイ工務店のデメリット

アフターサポートは平均的

アイ工務店で気になるポイントとしては、アフターサポートの範囲が挙げられます。

アイ工務店でも基本的なアフターサポートには対応していますが、大手ハウスメーカーでは60年間保証や生涯保証を実施しており、特別アイ工務店がアフターサポートに優れているわけではありません。

品確法で定められた範囲外の保証の確認

品確法で定められている10年間の瑕疵担保責任を負う必要がある箇所は「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」です。それ以外は、対象外となります。シロアリ被害も外来からの作用によるものなので瑕疵保証の対象外となります。

品確法で定められた範囲外の部分もきちんと保証がされる独自のプログラムがあるかどうかも確認が必要です。ちなみにアイ工務店では防蟻初期保証20年、地盤保証システム20年、住宅設備機器保証が10年付いています。

空調システムは高級ハウスメーカーに劣る

アイ工務店を選ぶ上で押さえておきたいポイントとしては、快適性が挙げられます。

アイ工務店は住宅性能において標準仕様はトップレベルにあるものの、大手の高級ハウスメーカーほど空調システムにおける快適性に関しては、熱交換率は75%でちょっと悪いといった内容です。

アイ工務店も屋根や壁にもグラスウールではなく、より断熱性が高い発泡ウレタンを使うなど家の高気密・高断熱に力を入れていますが、空調システムまで含めた総合的な性能では劣る部分はあります。しかし、空調システムのランニングコストは、他のハウスメーカーと比較すると安いです。

アイ工務店がおすすめな人の特徴

できるだけローコストで自由設計の家を建てたい人

アイ工務店の利用をおすすめできる人とは、低予算で住宅性能が高く自由度の高い家を建てたい人です。

ローコストのハウスメーカーは、そこまで高気密・高断熱において住宅性能が高くなく、大手のハウスメーカーの住宅性能レベルにおいて見劣りします。そしてコストカットのために住宅の画一化されており、どうしても間取りやデザインが制限されています。

しかしアイ工務店は住宅性能は、大手ハウスメーカーとレベルは遜色なく、間取りやデザインにおいても自由度が高くなっています。1人2役以上できる人材などでコストカットをおこなっており、魅力的なコストパフォーマンスです。

ローコストと住宅性能のどちらにもこだわりたい人

アイ工務店は自社で高性能の建材を開発してそれを使って品質を上げるのではなく、クオリティが担保された優良な建材の組み合わせなどの工夫で住宅性能を追求して高気密・高断熱の質の高い住宅レベルを低コストで実現しているハウスメーカーです。

低コストなのに高品質を求めるお客様にとっては、ぴったりのハウスメーカーです。

アイ工務店は新しくコスパに優れたハウスメーカー

アイ工務店は歴史は、浅いですが、経験豊富な営業提案力やコストパフォーマンスの良さなどで高い評価を得て急激に業績を伸ばしています。

1人2役以上の役割で、コストダウンしていますので、営業マンの提案力に差がある場合、懸念するところはあります。しかし、これだけの内容を標準でつけた値段のバランスは魅力で、コストパフォーマンスは他社より優れています。

アイ工務店公式HPはこちら

アイ工務店の会社概要は

会社名株式会社アイ工務店
本社所在地〒542-0085 大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
エトワール心斎橋9FMAP
TEL(06)6227-8288 FAX(06)6227-8038
代表者代表取締役 会長   田中 亘
代表取締役 社長   松下 龍二
代表取締役 副社長  坂井 達也
役員専務取締役      平尾 正隆
専務取締役      隈井 亨
常務取締役      辻谷 仁
常務取締役      殿垣 和男
常務取締役      木山 健夫
  取締役      古川 康樹
設立2010年7月13日
資本金1億円
社員数954名(2021年7月現在)
登録建設業許可 国土交通大臣 (特‐2)第23876号
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(2)第8277号

まとめ

どのハウスメーカーを選んでも必ず不満はあり、 人気の高い住宅メーカーでも口コミの良い住宅メーカーであっても後悔や不満の声は聞こえてきます。 家探しは、予算が限られているので、妥協は必ず必要になります。

注文住宅で建てる方は人それぞれに優先するものが異なってきます。予算を最優先するのか、それとも住宅性能を優先するのか?それともデザインを優先するのか?もしくは立地を優先するのか?様々な優先順位があります。

ネットの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で判断することが大切です。資産価値的には建物代が安建物ほど資産価値の目減りは低いが、それなりの住宅性能を求める場合、コスパは重要です。コストパフォーマンスを求めているお客様にとっては、アイ工務店は、選択肢の一つとしてはありだと思います。

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