住宅ローンは延滞に注意!ローン返済が遅れると優遇金利適用がなくなる?

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住宅ローンは延滞に注意!ローン返済が遅れると優遇金利適用がなくなる?

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1回でも延滞すると優遇金利適用がなくなる?

住宅ローン契約の約款には、多くの場合「返済を延滞すると優遇金利を利用できなくなる」旨の記載があります。

延滞の翌月から金利が高くなるケースもあるので、要注意です。 日常的にチェックしている銀行口座から引き落としを行っているのであれば、残高不足の恐れはないでしょうが、住宅ローンを利用している銀行と給与振り込み等のあるメインで利用している銀行と違う場合、特に注意が必要です。うっかり入金を忘れて残高不足のために引き落としされなかったというミスが発生する可能性があります。十分な注意が必要です。

1回の延滞で金利0.47%→2.475%になったら、目も当てられません。

車のローンの延滞と住宅ローンの延滞とでは、重みが違います!

変動金利型の住宅ローンは、メガバンクなどでは店頭表示の優遇金利のない基本の金利は2.475%です。しかし、その2.475%で利用している人はほとんど見たことがありません。銀行の過剰競争の中、金利優遇が必要以上に行われ、ほとんど銀行の利益が出ていない状況です。それを給与振り込み等を優遇条件にすることにより、将来その銀行の金融商品を買ってもらったりすることで、採算を取ろうとしています。

1回でも延滞すれば店頭金利(基準金利)に戻るかも!!口座に入金のし忘れに注意

都銀の店頭金利は、2.475%です。

1回でも延滞すれば優遇金利がなくなるというルールを厳密に適用する金融機関であれば、延滞の翌月から2.475%の金利が適用されることになります。

〈変動金利の実行金利(適用金利)の決まり方〉

もともと基準金利が定価であることは忘れてはいけません。優遇金利はあくまで割引です。延滞等があるとこの優遇金利を受けることができなくなります。

適用金利(実行金利)基準金利引き下げ幅(優遇幅)

※基準金利(店頭金利)は、住宅ローンの「定価」にあたり、変動金利では短期プライムレート(短プラ)を使います。その短プラに1%ほど一定幅を上乗せした金利を基準金利として決めることが多いです。

※短プラとは、優良企業に、1年未満の期間でお金を貸す時の金利です。日銀の政策金利に連動する傾向があり、日銀が政策金利を引き上げると、短プラの上昇を通じて住宅ローンの基準金利が上がるので、適用金利も上がることになります。

※適用金利は、割引された金利で審査の結果、借り手の属性によって金利は変わります。

※ 通期で金利が上昇しても優遇幅が一定での契約の場合、基準金利が変動することにより適用金利が高くなったり低くなったりします。

1回の住宅ローンの滞納で、金利が跳ね上がる!

  • 適用金利0.475% → 毎月返済額10万3392円
  • 店頭金利2.475% → 毎月返済額14万2462円

上記は、4000万円でローンを組んでいた場合です。

給与口座から引き落とし口座へのお金の移動を忘れるなどのミスによる滞納も容赦なく金利があげられます。

安易に1回だけ延滞しただけと軽く考えないことが大切です。

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