又、従来の売込み型の営業スタイルである不動産会社では、毎週折り込まれる大量の折込チラシやテレビCMなどの広告費、電話・訪問・販売をする営業マンにかかる人件費など非常に多くのコストが掛かっているのです。仲介手数料だけの収入に対し、広告費や人件費という膨大な支出があるために仲介手数料無料サービスが困難なのです。
さらにここで問題になるのが、営業マンの給料が売り上げと連動している売上至上主義の会社がとても多いという現実です。 例えば、完全歩合の場合、営業マンは売上が上がらないと給料がゼロになってしまいます。そのため、お客様がもう少しじっくりと考えたいにも関わらず、営業マンの都合で決断を急がされるようになる一つの原因となります。
不動産業界は非常に不透明な部分が多く旧態依然の体質が色濃く残っております。 依然として「手数料の割引一切なし」「強引な営業」という会社の論理、営業マンの論理が最優先の考え方が一般的です。